2020年02月15日

脂がのって非常に美味しい黄金アジ(金谷産)

鋸南の気温は15℃ 曇り

黄金アジ

金谷で獲れるアジは根に居座って育つので脂がのって非常に美味しいと評判です。
そのまま生で頂くのが一番美味しい食べ方です。

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(金谷産黄金アジ)

海流が早い海で泳ぎ回っているアジは筋肉質で脂があまりのっていません。そこで生まれたのが(なめろう)です。味噌や香味野菜を混ぜてアジの身を叩いて脂を出し美味しさを引き出します。脂のあまりのっていないアジを美味しく頂く知恵で生まれた料理法が(なめろう)です。

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特に金谷で獲れる黄金アジは、くせの無い脂の旨味が口の中でまとわり付くような食感で好まれます。
海が時化ない限り漁獲されますが、漁獲量は非常に少ないので常に店頭にあるものではありません。漁獲量が多いのなら中央市場に出荷され出回りますが、漁獲量が少ないから出回らないのです。だから、地元で消費されるわけです。それも大量には無いので、多くの人の口には入らないのが現状です。

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(山河焼き)

本日入荷の寿司種です。(入荷が少ないものは、早めに無くなるものもございます)

カツオ、カンパチ、サワラ、サヨリ、ハマグリ、タチウオ、真鯛、甘鯛、金目鯛、煮アナゴ、ヒラメ、アワビ、アジ、生サバ、締めサバ、コハダ、地たこ、ヤリイカ、赤貝、ウニ、自家製玉子焼き、他
(魚介は全て天然物です)

皆様のご来店をお待ち申し上げます

※午後7時以降のご来店はご予約をお願いします。
らかん寿し松月HP
ご予約はこちらからお願します。
お急ぎの場合は、電話でご予約をお願いします。(メールでの返事は時間が掛かります。ご了承ください)
TEL:0470(55)1004
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タグ:黄金アジ
posted by らかん at 10:26| Comment(0) | 本日の寿司種

2020年02月12日

玉子寿しとその歴史

鋸南町の気温は4℃ 晴れ
※14日(金)休業いたします。

玉子の寿し

玉子の寿しの由来について、はっきりとした文献はありません。しかし関西の寺で出されていた精進料理の箱寿しに供されていた玉子焼きが最初と言われます。江戸後期、箱寿しから握り寿しが主流になり、刻んだ玉子が握りの玉子へと形が変わったという事でしょう。

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「すしは三都とも押鮓なりしが、江戸はいつごろよりか箱ずし廃し握りずしのみとなる。箱ずしの廃せしは五.六十年以来成り、箱ずしというは、方四寸ばかりの下図のごとき箱に飯を塩と監を合せ、まず半分入れ、しょうゆ煮の椎茸を細かに切りこれを入れ、また飯をのせ下図のように玉子焼き、タイの刺身、アワビの薄片をのせ、縦横十二に切る。横四つ縦三つ、おおよそ十二片とする。
中央の四隅は玉子で、黒きはしいたけ、白きはタイのさしみまたはアワビの片身である」
『守貞謾稿』(1853)より

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『守貞謾稿』鮓の図

握りずしの出現は、江戸後期の文政年間(1818−30)で、当時、忙しい商人が早く食事が出来るようにと早寿しが握りすしの主流になりました。

『守貞謾稿』には、握りずしの種類として、鶏卵焼・車海老・海老そぼろ・白魚・まぐろさしみ・こはだ・あなご甘煮が記載されています。また、「鯛・鮃(ひらめ)は肉白く、鮪の属は赤肉なり。この赤白二種を並べ盛るを作り合せといふ」とあります。

このように、見た目の色合いの美しさを演出したり(鮪の赤、白身の白、玉子の黄)、当時江戸でも流行りだったカステラ(16世紀の室町時代末期にポルトガルの宣教師によって平戸や長崎に伝えられたとされる)のようなデザートとしての役目もあったと思います。

当時は、肉は食用禁止だったが、二本足は許されていたので魚だけではなく、江戸の職人が工夫して焼いた玉子の寿し(魚をほぐして入れたり工夫があった)を作ったのでしょう。

※肉食禁止は、大乗仏教の影響がありました。大乗のいくつかの経典で肉食禁止が説かれますが、最も有名なのは大乗の『涅槃経』でこの経典は、一切衆生に仏性があると説き非常に影響力がありました。その中心的思想から肉食の全面禁止が打ち出されましたが、でも庶民は隠れて肉を食べていたようです。見つかると処罰は厳しかったようですが。

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握りのたまご寿しの形は、江戸時代、カステラは長崎で作られていましたが、やがて江戸でも作られるようになり江戸の住民に親しまれていました。幕府が京都の勅旨を接待する際には、カステラが出されていたとの記録が残っているようです。この影響で、箱寿司に使われていた刻んだ卵焼きを握りにする際のヒントになったと思われます。

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※カステラの製法は江戸時代の製菓書・料理書に数多掲載され、茶会でも多く用いられた。その一方で、カステラは鶏卵・小麦粉・砂糖といった栄養価の高い材料の使用から、江戸時代から戦前にかけて結核などの消耗性疾患に対する一種の栄養剤としても用いられていたこともある。

本日入荷の寿司種です。(入荷が少ないものは、早めに無くなるものもございます)

カツオ、カワハギ、カンパチ、サワラ、サヨリ、クロムツ、コチ、ハマグリ、タチウオ、石鯛、真鯛、甘鯛、金目鯛、煮アナゴ、ヒラメ、アワビ、アジ、生サバ、締めサバ、コハダ、地たこ、アオリイカ、赤貝、ウニ、自家製玉子焼き、他
(魚介は全て天然物です)

皆様のご来店をお待ち申し上げます

※午後7時以降のご来店はご予約をお願いします。
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タグ:玉子寿し
posted by らかん at 10:44| Comment(0) | 寿司の歴史と雑学

2020年02月11日

内湾のタチウオは脂がのり甘みがあります。

鋸南町の気温は7℃ 晴れ

太刀魚(保田産)
スズキ目サバ亜目タチウオ科

東京湾内のタチウオは脂がのり甘みがあり、ますます美味しくなっています。

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(タチウオの寿し)

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(タチウオ寿し)

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(1.8キロのタチウオ)

このタチウオは巨大で歯も目立ちます。これ位大きいとドラゴンと呼ばれます。太刀魚には鱗がなく、銀色のグアニンという成分が体表を覆っています。昔はこのグアニンを集めて『タチハク』というものを作り、これをセルロイドで練ってガラス玉に塗り模造真珠を作ったり、マニュキアのラメの原料になっていました。太刀魚はこのグアニンが剥離すると、水槽に入れてもすぐに死んでしまうので、この銀色がどれだけ残っているかが鮮度の目安になります。

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脂がのっている割にはオレイン酸が多く含まれるので、さっぱりとした淡白な味がします。オリーブオイルや、紅花油、ひまわり油などに多く含まれるオレイン酸は、血中コレステロールを減少する効果、ガンを抑制する効果、血液をきれいにするなどアンチエイジング効果があるといわれます。是非、健康の為にも旬の時期には大いに食べていただきたい魚の一つです。

本日入荷の寿司種です。(入荷が少ないものは、早めに無くなるものもございます)

カツオ、カワハギ、カンパチ、サワラ、サヨリ、クロムツ、コチ、ハマグリ、タチウオ、石鯛、真鯛、甘鯛、金目鯛、煮アナゴ、ヒラメ、アワビ、アジ、生サバ、締めサバ、コハダ、地たこ、アオリイカ、赤貝、ウニ、自家製玉子焼き、他
(魚介は全て天然物です)

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タグ:タチウオ
posted by らかん at 11:37| Comment(0) | 本日の寿司種