鋸南町の気温は3℃ 晴れ
※3月8日(土)店内貸し切りです
※ご来店時はご予約をお願いします(07042330463)
イワシ(鰯)ニシン目イワシ科
イワシは、アジ、サバ、サンマなどと同様に親潮と黒潮とが交わる混合域を大群で回遊しています。種類も多く、体側に7個ほどの青い斑点ががあるのがマイワシです。マイワシは回遊しながらエサであるプランクトンを食べ、そのマイワシをアジやサンマが食べ、そのアジやサンマをサバが食べてというように東京湾内の魚は美味しさが凝縮されていきます。豊富なプランクトンをエサにして成長するマイワシの味は格別です。

(軽く酢〆したイワシの寿司)
口がとんがって上顎が目の後ろまで裂けているのがカタクチイワシ。カタウチイワシは小さいので加工品になることが多いですが光り物のすし種としても人気があります。ウルメイワシは、マイワシより大型で背は鮮やかな暗青色で下半部は銀白色です。体側には黒点がなく、背びれが腹びれよりはるかに前の方にあるのが特徴です。眼は脂瞼(しけん)という透明な膜で覆われているので潤んでいるように見えるので潤めイワシです。ウルメイワシは目刺しか丸干しになることが多いですが、新鮮なものはすし種でも美味しいです。マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシ、この三種類が代表的なイワシです。

(丸々太っているマイワシ))


(軽く酢〆したイワシ)
平安時代の和泉式部はイワシが好きだったらしいですが、当時イワシは上流社会の食べ物ではなかったので、隠れて食べていたという逸話も残っています。夫に見つかった和泉式部が詠んだ歌が、
「日の本に いははれ給ういはしみず 参らぬ者もあらじとぞ 思う」
当時、京都の岩清水八幡がたいそうの人気で全国から参拝者が多かったという。
いはしみず→
いわしみずをかけて、いわしは日本中で愛されているのだから食べないほうが可笑しいと皮肉ったということです。それだけ、イワシは美味しかったということです。このイワシはマイワシで、新鮮なものは生で食すると美味です。

(満寿泉純米吟醸・真吟・扁平米で醸した日本酒・米の旨味がしっかりと残っています)
本日の寿司種です。(ご来店時は、ご予約をお願いします)アカムツ、甘鯛、クロムツ、タチウオ、シマアジ、金目鯛、真鯛、サワラ、サヨリ、コハダ、ハマグリ、赤貝、アオリイカ、アジ、アナゴ、ウニ、サバ、イワシ、サザエ、たこ、ヒラメ、自家製玉子焼き、他
(魚介は全て天然物です。入荷が不安定な魚もございます。)
皆様のご来店をお待ち申し上げます※ご来店の際はご予約をお願いします。
電話(07042330463)でご予約をお願いします。(メールでの返事は時間が掛かります。ご了承ください)
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